いきなりだが、聞いてほしい。 人類は二種類に分けられる。
プロテインを飲む人間か、そうでないかだ。
ジムに通い始めて数年が経つ。重い鉄の塊を持ち上げては下ろし、持ち上げては下ろす。
そんなシーシュポスの神話のような無益な行為を繰り返す我々にとって、プロテインとは何か。
それは「血」であり、「汗」であり、そして「自意識の液状化」である。
ジムの更衣室で、男たちがシェイカーを振る音が響く。
シャカシャカシャカシャカ。
あの音は、求愛行動における虫の羽音に似ている。
彼らは何をアピールしているのか。
それは「俺は、このブランドを選んだ人間である」という、無言のプレゼンテーションなのだ。
今回は、私が独断と偏見、そして少しの愛を持って、主要プロテインブランドを愛飲している人々の「人物像」を勝手にプロファイリングした。
苦情は受け付けない。私が泣くからだ。
1. マイプロテイン (MyProtein)
概要: イギリス発、コスパ最強の黒船。ゾロ目の日のセールで買うのが常識。
【偏見】飲んでる人のイメージ
「小遣い制の鎖に繋がれながらも、デカい背中という自由を夢見るパパ」
解説: ロンドンの風を感じる。いや、感じない。
彼らが感じているのは、家のローンの重みと、子供の教育費という名のプレッシャーだ。
「本当はもっと高いのを買いたい。しかし、今の俺にはこれが精一杯なんだ……」
そんな哀愁が、あの少しチャックが閉まりにくい袋から漂ってくる。
彼らにとって、毎月やってくる「ゾロ目セール」は、クリスマスよりも重要なイベントだ。
スマホに張り付き、割引コードを打ち込むその指先は、ベンチプレスを挙げる時よりも真剣である。
時々、イギリスから届く段ボールがボコボコで、中の粉が漏れていても彼らは怒らない。
「まあ、安いしな」 その諦念こそが、彼を強くする。
シェイカーのロゴは消えかけ、ボロボロだ。
それでも彼は飲む。家族のために、そして自分のために。
2. ゴールドジム (Gold’s Gym)
概要: 言わずと知れた筋トレの聖地が出す、高品質・高価格プロテイン。
【偏見】飲んでる人のイメージ
「筋肉こそがハイブランド。もはや味蕾(みらい)を捨てたガチ勢」
解説: 彼らにとってプロテインは、栄養補助食品ではない。「ご神体」だ。
あるいは、聖なる儀式における「聖水」と言ってもいい。
価格? 見たまえ、この成分表を。
彼らは涼しい顔で言う。「高い? 身体に入るものに金を惜しんでどうするの?」と。 正論だ。
ぐうの音も出ない。しかし、財布は悲鳴を上げているはずだ。
それでも彼らは、ゴールドジムのロゴが入ったグッズを身に纏い、ゴールドジムのプロテインを飲む。 それが「信仰」だからだ。
彼らの多くは、タンクトップの布面積が極端に少ない。
乳首が見えそうなギリギリのラインを攻めるその姿勢は、生き様そのものである。
味などどうでもいい。 「効くか、効かないか」。
それだけが、彼らの世界のすべてなのだ。
3. ザバス (SAVAS)
概要: 日本のド定番。コンビニやドラッグストアで買える安心感の塊。
【偏見】飲んでる人のイメージ
「『とりあえず形から入るか』で、昨日ジムに入会したばかりの迷える子羊」
解説: 可愛い。とにかく可愛い。
「プロテイン おすすめ」でGoogle検索し、一番上に出てきたものを素直に買ったピュアな心の持ち主だ。
ドラッグストアの棚で、大谷翔平選手や有名アスリートのパッケージと目が合ったのだろう。
運命の出会いである。
まだシェイカーを振る手つきがぎこちない。
ダマが残っていても、「こういうものかな」と思って飲んでいる。
そして、ココア味を飲んで感動するのだ。「あ、意外と美味しい!」と。
まるで初めてスタバのフラペチーノを飲んだ女子高生のような輝きがそこにある。
この後、彼が「プロテイン沼」にハマって海外製に手を出すか、 それとも三日坊主で終わり、棚の奥で賞味期限切れを迎えるか。
それは神のみぞ知る物語である。 頑張れ。君の筋肉は、まだ始まったばかりだ。
4. エクスプロージョン (X-PLOSION)
概要: 国産かつ激安。余計な広告費を削ぎ落とした実力派。
【偏見】飲んでる人のイメージ
「一周回って『タンパク質1gあたりの円』しか愛せなくなった、コスパの修羅」
解説: 彼らは、かつてマイプロテインを通り、ゴールドジムに憧れ、様々な道を歩んできた。
そして、気づいてしまったのだ。
「結局、タンパク質が入ってりゃ、なんでもいいんじゃね?」と。
それは諦めではない。悟りだ。 派手なパッケージも、甘美なブランドストーリーもいらない。
彼らが見ているのは、Excelの表である。
PFCバランスとコストパフォーマンスを計算し尽くした結果、この「爆発(エクスプロージョン)」という名の終着駅(ラストリゾート)に辿り着いた。
彼らにとってプロテインは、嗜好品ではない。「ガソリン」だ。 給油できればそれでいい。
無地のTシャツを好み、黙々とトレーニングし、黙々と飲む。
その姿は、現代に蘇った修行僧のようでもある。
さて、ここまで私の脳内に渦巻く偏見を垂れ流してきたわけだが、ここで一度、冷静になって彼らのスペックを可視化してみたい。
言葉だけでは伝わらない彼らの「業」と「財布事情」を整理するために、以下、各プロテインの比較を作ってみた。
- マイプロテイン Impact ホエイプロテイン(Myprotein Impact Whey Protein)
- Optimum Nutrition ゴールドスタンダード100% ホエイ(Gold Standard 100% Whey)
- エクスプロージョン ホエイプロテイン 3kg(X-PLOSION Whey Protein)
- ザバス ホエイプロテイン100 1kg(SAVAS Whey Protein 100)
比較条件・前提
- 容量を3kgで統一して評価(ザバスは1kgなので×3として比較)
- 評価項目:
- タンパク質量/質
- 溶けやすさ
- 飲みやすさ・美味しさ
- コスパ(価格/タンパク質量)
- 総合評価
2. 溶けやすさ
- ゴールドスタンダード
溶けやすさ・泡立ちの少なさで定評あり(WPI含有のため溶解性高い傾向)※海外評価でも高評価。 - エクスプロージョン
細かい粉で比較的溶けやすいと評価あり(公式・レビューとも)en.otokomaeken.com - ザバス
薬局系でも粉溶け良好、初心者向けに飲みやすいという評価あり。目白・池袋・戸田のパーソナルトレーニングジム「LiB」 - マイプロテイン Impact
溶けやすいという点は評価されるが、味や混ざりは水量・シェイカーテクで差が出やすい。360LiFE(サンロクマル)
👉 結論(溶けやすさ)
溶解性は
① ゴールドスタンダード
② エクスプロージョン
③ ザバス
④ マイプロテイン
の順で良い評価が多い。
3. 飲みやすさ・美味しさ(チョコ味)
- ゴールドスタンダード
定番人気で評価が高く、ミルクシェイク系の味で飲みやすいという口コミ多数。 - ザバス
日本人向けの味設計で、「プロテインっぽさ控えめ」&飲みやすいと評価あり。目白・池袋・戸田のパーソナルトレーニングジム「LiB」 - エクスプロージョン
フレーバー種類が多く、甘さ調整可能な点は高評価。ただ味の評価は個人差あり。en.otokomaeken.com - マイプロテイン Impact
味は賛否両論。シリーズ多数だが「薄い」「好みが分かれる」という声あり。360LiFE(サンロクマル)
👉 結論(飲みやすさ)
① ゴールドスタンダード
② ザバス
③ エクスプロージョン
④ マイプロテイン
① コスパ(価格/タンパク質量)
まずは価格を整理(3kg換算で比較):
| 製品 | 容量 | 価格 | 3kg換算価格 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| マイプロテイン Impact | 2.5kg | ¥9,350 | 約¥11,220 | 容量不足分は割高換算 |
| ゴールドスタンダード | 2.29kg | 約¥12,600 | 約¥16,500 | 高品質だが高価 |
| エクスプロージョン Whey | 3kg | ¥8,399 | ¥8,399 | 最安コスパ |
| ザバス Whey 100 | 1kg | ¥5,100 | ¥15,300 | 国内ブランドの安心感 |
※3kg換算価格は単純計算のため実際販売価格とはズレあり
コスパ評価(3kgあたり安い順)
1️⃣ エクスプロージョン Whey(¥8,399)
2️⃣ マイプロテイン Impact(¥11,220)
3️⃣ ゴールドスタンダード(¥16,500)
4️⃣ ザバス Whey 100(¥15,300)
👉 結論:コスパNo.1はエクスプロージョン、次点でマイプロテイン。
⭐ 総合ランキング(総合力)
| 総合順位 | 製品 | 理由 |
|---|---|---|
| 🥇 1位 | ゴールドスタンダード | 味・溶けやすさ・質すべて高評価 |
| 🥈 2位 | エクスプロージョン Whey | コスパ最強 + バランス良 |
| 🥉 3位 | マイプロテイン Impact | コスパ高いが味・溶けはやや微妙 |
| 🏅 4位 | ザバス Whey 100 | 国内安心だが価格・質でやや劣る |
まとめ
- 味・溶けやすさ重視 → ゴールドスタンダード
- コスパ最重要 → エクスプロージョン
- 全体バランス → マイプロテイン
- 日本ブランド派 → ザバス
こうして見ると、プロテイン選びとは、その人の人生哲学そのものであることがわかる。
どれが良いとか悪いとか、そういう話ではない。 自分が「何者でありたいか」を映す鏡なのだ。
で、そんな偉そうな御託を並べたお前自身は何を飲んでいるんだ」と問われることだろう。
隠しても仕方がない。正直に告白しよう。
私は「エクスプロージョン」を選んだ男だ。
なぜか? 理由はあまりにも単純だ。
「安い」からだ。
そして、悔しいが「美味い」からだ。
いや、正確に言えば「この価格でこの味なら、文句を言う方がバチが当たる」というレベルの美味さだ。
私はブランドの物語よりも、実利という名の果実を貪りたいだけの、哀しき合理主義者だったのだ。 ……などとカッコつけてみたが、要は金がないだけである。
さあ、今日もシェイカーを振ろう。 その一杯が、明日の君の筋肉を作るのだから。 知らんけど。
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現役介護士のラクダです。
あの感染症が猛威を振るう中、介護施設に入職。
入職する前から感染症についての知識を本とネットで学ぶ。
そこからサプリに興味を持ち摂取開始。
ここでは効果のあった・なかったサプリを実際に試した僕の実録で書いていきます。


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